私の悩みはちっぽけ

私の悩みはちっぽけ

弥生時代の食器が展示されている美術館で,その食器を見ながら,「人間って昔から同じこと,してるんだね」としみじみしている人がいました。

その人曰く,人間は今も昔も「食べる」という同じことを繰り返して生きてきた,そんな時の流れを感じると,自分の存在がとても小さなものに感じられてくるのだと。

自分の悩みのなんと小さいこと!そう思えるので,何度も何度もこの美術館に来てしまうらしいです。

 

人の悩みは概ね,過去のことと未来のことでできていると聞いたことがあります。

過去にあんなことをしなければ良かった・・・

老後のことが心配・・・

息子が良い嫁をもらってくれるか心配・・・

だから,悩みをなくすには,今のこの一瞬に心を込めて生きるといいらしいです。

 

とはいえ,なかなかそんなことはできません。

いろいろ後悔したり心配したりするのは,人間として当たり前ですから。

悩みから解放されなくて困ったときは,歴史の流れを感じて,「私の悩みはちっぽけ」と言い聞かせると良さそうです。

2017.9.9 弁護士檜山洋子