弁護士業務と移動時間

弁護士業務と移動時間

法曹三者とは,裁判官・検察官・弁護士をいいます。

 

それぞれ,日中はどんなスタイルで仕事をしているでしょうか。

 

裁判官は,裁判所内で仕事をしていることがほとんどで,裁判所外に出て行くことはまれです。

 

検察官は,被疑者の取調べや関係者からの事情聴取は,主として,検察庁内で行いますが,たまに,警察署・拘置所,関係者宅に赴いて行うこともあります。

また,公判に立会する場合には,検察庁から裁判所に移動することとなります。

それでも検察庁と裁判所は歩ける距離にある所が多く,検察庁・裁判所間の移動は比較的短時間で済むことが多いです。

 

弁護士の場合は,所属先や取り扱う仕事内容によって,日中の行動パターンは全く異なります。

 

企業や自治体に勤める弁護士の場合は,裁判所に行くことはほとんどなく,その企業・自治体内で仕事をすることが多いです。

法律事務所に所属する弁護士でも,訴訟案件が少ない事務所ですと,法律事務所内で仕事をしていることが多いと思われます。

 

当事務所のように,訴訟案件が多い法律事務所に所属する弁護士ですと,外出頻度が高くなります。

当事務所は,大阪地方裁判所・大阪高等裁判所から徒歩5分の場所に事務所を構えていますので,大阪地方裁判所・大阪高等裁判所の案件がもちろん多いのですが,それ以外の裁判所や府外の裁判所の案件も決して少なくはなく,ときには,近畿圏外の裁判所に係属する訴訟を取り扱うこともあります。

したがって,裁判所に行くだけで半日仕事,一日仕事,ときには宿泊を伴うこともあります(依頼者の方等から事務所にお電話をいただいても,外出していることが多く,すぐにお電話に出られないことが心苦しいのですが,ご理解いただければと思います。)。

 

外出時間が長いので,外出時間をどう有効に使うかということも,重要な課題です。

私の場合,電車での移動時間を使って書物や論文を読むということは前からしていたのですが,最近では,近距離であっても,特急や新幹線を利用して昼食を済ませることが増えました。

例えば,

近鉄大和八木と難波間(30分)

JR京都と新大阪(約15分)

南海岸和田と天下茶屋(約20分)

等です。

ゆったりと昼食を取るというわけにはいかないのですが,それでも,移動後にすぐに次の予定が入っているときなどは,特急で昼食が取れると本当に便利です。

それに,+数百円で確実に座れるというのも少しホッとできます(歳のせいか)。

 

このように,当事務所の場合,外出頻度が高いので,私の場合,一日の平均歩数は約1万歩です(スマホに入っているアプリで把握しています。)。

弁護士の仕事は,頭脳を酷使する仕事ですが,体力も必要な仕事であるとつくづく感じます。

 

私も,40代に突入し,健康問題が気になる今日この頃。

自身が充実していなければ,誰の力にもなることはできません。

近々,友人とヨガ体験に行くことになっています。

楽しみながら,心身を鍛え,公私ともに充実した毎日を送りたいものです。

 

                                                (2016.3.5 弁護士久保田有子