師走は弁護士も走ります。

師走は弁護士も走ります。

  「師走」の語源には諸説あるそうですが,昔は盆と同様に正月前にも祖先を供養をし,諸所でお経を挙げるために僧侶が走り回る時期であることから「師走」というようになったそうです。

 真偽はともかく,今も昔も,慌ただしく忙しい月であることには違いありませんね。

 

 意外に思われるかもしれませんが,弁護士業界でも,12月は慌ただしく忙しい月です。

 特に,和解が成立することが多くなるのがこの時期なのです。

 日本人にとっては,訴訟などの紛争を抱えながら正月を迎えたくない,というのが人情でしょう。

 和解は相互に言い分があるところをお互いに譲り合わなければならず,折れることを決断することが難しいことが多いのですが,この時期は様々悩みつつも「まぁ,年内に終わるんであれば。」と決断される方が多いのです。

 難しい決断をより良いものにするための打合せ時間や,裁判所等での折衝の時間は,勢い長時間にわたります。

 時間が予定を超過することも多く,その結果,慌ただしく忙しい月になってしまいます。

 

 師走は弁護士も走ります。

                                                         (2012.12.20 弁護士宮藤幸一)