法律事務所の採用活動~今と昔

法律事務所の採用活動~今と昔

  当事務所では,現在,新人弁護士の採用活動をしております。

 

 司法修習生の就職難は,報道されているとおりだと思います。

 今年(平成24年)の12月に弁護士登録をする方たちを対象にしていますが,従前であれば,もうとっくに就職が決まっている時期です。

 日弁連の専用サイトに,採用情報をアップしたところ,2週間で40名近い申込みがありました。

 

 私のころ(平成14~15年)は,同期の弁護士と複数の興味ある法律事務所をはしごして,気に入られると自然と採用されていた,そんな印象です。

 同期の弁護士たちは,各事務所で,食事をふるまわれ,夜のお店にも連れて行ってもらい,訪問先の弁護士と談笑しながら,弁護士とは,法律事務所とは,を教えてもらいました。大規模な事務所は立食パーティ形式だったり,小規模な事務所でも(あそこはケチだといわれないように?)おいしいお店に連れて行ってくれたものです。

 試験をされたり,修習中に実施した起案を持って来いと言われたりした例は,その頃はありませんでした。

 ちなみに私は,修習の指導担当もしていただいた吉井ボスに,一言「雇ってください」とお願いしたところ「よし,来るか」と,運良く即答していただきましたので,就職活動らしいことはほとんどしておりません。記憶があいまいながら履歴書すら書いたかどうかも怪しいところです。

 

 今回は,すべての応募者にお会いする余裕はありませんので,書面審査(履歴書,司法試験成績証明書等)で10名程度に絞ってお会いすることにしました。

 面接でお1人ずつ人物を確認するほか,修習中に実施した起案を提出していただき,論理的な思考・表現力を確認する予定です。ちなみに昨年はこちらで問題を作って出題し1週間後に提出してもらいましたが,修習生の皆さんへの負担が大きかったように思います。

 面接した中から数名に絞って,事務所の弁護士を多数そろえて食事に繰り出したいと思います。お酒が入れば,本当のコミュニケーション能力や人格が現れますので,やはりこれは外せません。

 

 昨年も同様の手法で,素晴らしい方に来てもらうことができましたので,今年も引き続き同様の手法で素晴らしい出会いを期待しています。

 良い方と出会うことができれば,改めて皆様にごあいさつさせていただきます。

                                                       (2012/10/16 弁護士宮藤幸一