観梅

観梅

先日,梅の花を見に行った。

 

例年梅の見頃といえば2月だが,今年は寒さが長引き梅の開花も遅れたようだ。

以前見に行った大阪城や須磨離宮は,その時まだ見頃ではないとのことだった。

どこかに見頃の梅はないかと調べると,近場では藤井寺市の道明寺が満開だという。

早速車を走らせ,道明寺に向かった。

たどり着くと駐車場は満杯で,境内にもたくさんの人が溢れていた。

舞台では琴などの演奏,広場には獅子舞も登場して,盛況であった。

果たして肝心の梅林はと見ると,一面満開である。

ここまでやって来た甲斐があった。

白や淡いピンクから濃い赤まで,木々の枝に色とりどりの梅が咲き誇る。

そして,梅のほのかな香りも感じられた。

華やかさという点では桜が勝るのであろうが,

梅の小さな花と香りには,何とも言えない味わいがある。

梅林をゆっくり散歩し,花と香りを満喫して帰路に着いた。

 

さて,「花」とくれば「団子」。

しかも「道明寺」とくれば,きっとおいしい桜餅が食べられるに違いないと

期待に胸を膨らませていたのであるが,あいにく桜餅の道明寺は売っていなかった。

それが少し心残りだ。

そのうち和菓子屋で見つけたら,あの時の梅を思い出しながら味わいたいと思う。

                                                                                          (H24.3.24 弁護士江村純子)